ブログに写真をアップする人は要注意!知らないと危険Exif情報

ブログに写真をアップする人は要注意

普段何気なく撮っている写真には、様々な情報が詰め込まれています。
例えば撮影日時・撮ったカメラのメーカーや機種・シャッタースピードやらフラッシュがどうとか、それはもう何から何まで。

そんな目に見えない情報は、通常なら知りえることができません。
しかしそこら辺に転がっているフリーソフトを使えば、あっという間に丸裸にすることができます。

これらの情報(Exifと言うらしい)は、下手すると個人を特定することができるため、取り扱いには注意が必要です。
中でも「GPS情報(緯度・経度)」は撮った場所が簡単に分かってしまうため、写真をアップするときは注意しましょう。

Exif(イグジフ)情報の確認方法

自分のパソコンの中にある写真の「Exif情報」は、フリーソフトがなくても簡単に知ることができます。

Windowsなら、「右クリック」-「プロパティ」-「詳細タブ」の中に。
Macなら、画像をプレビューで開いて「ツール」-「インスペクタを表示」-
「(i)の中のExifタブ」に。

Exif情報は、撮ったカメラの性能や設定で記録されないものもあるため、一度パソコン内にある写真のExif情報を確認してみるといいです。
更に詳しい情報を見たい場合は、フリーソフトを使いましょう。

よく使われているフリーソフト:「F6Exif」「Exif Reader

GPS情報(位置情報)はとても危険

例えば、こちらのオムライス。超美味しそうですよね。
この写真のExif情報を見てみると、あらゆるものが記録されています。

一見どうでもよさそうな情報がズラリと並んでいますが、この中で最も重要な情報が「GPS」。つまり、写真を撮った位置情報です。

パッと見、緯度やら経度やら全て数値で記録されているのでどこだかサッパリ分かりませんが、フリーソフトを使ってみると瞬時にバレてしまいます。

例えば、私が利用しているのはChromeの拡張機能「Exif Viewer
こちらはフリーソフトではないんですが、画像にマウスを乗せるだけでExif情報を見ることができます。

先ほどのオムライスの写真だと・・・

このように、撮ったカメラの機種や撮影日時等が表示されます。
(表示させたいものはオプションにて変更可能です)

Exif情報の中に「GPS」が含まれている場合は赤く表示され、そこにマウスを乗せると・・・。

Oh・・・恐ろしい。
この写真を撮った場所がもろバレです。
2014年10月9日13時25分47秒に赤倉観光ホテルでオムライスを食べていたことが丸分かりです。(やだ、恥ずかしい。)

この情報は「思い出」としての記録であれば管理する上でとても便利ですが、「公開」するとなればそれはたちまち危ういものに変わってしまいます。
それはもう大変危険なもので、何気なく自宅で撮った写真をそのままブログなんかに載せてしまえば、世界中のみなさまに自宅住所を大公開というわけです。

特に最近はスマートフォンで撮っている方も多く、GPS機能をONにしたまま撮影している方もいらっしゃると思うので、今一度設定の再確認をおすすめします。

写真大好きな女子はGPS情報もきっちり記録しておきたいと思うので、そういう方はExif情報を削除してから写真をアップロードするよう心がけましょう。

一部のブログサービス・Facebook・twitter(公式)等は、投稿時に自動でExif情報が削除されるそうです。が、他のサービス(サードパーティ)を通して投稿すると保持される場合もあるようなので、今一度ご確認を。

サムネイル(縮小画像)でモザイクが剥げる

Exif情報の中には、サムネイルといわれる縮小画像が保存されています。

このサムネイルは画像の「原画」が保持されていて、たとえモザイク加工をしたとしてもExif情報のサムネイルが更新されていなければ、原画を見ることができてしまいます。

つまり黒く塗りつぶして隠しているつもりが、サムネイルを見たら丸見えだった・・・ということもありえるということ。
写真に限らず、スクリーンショットの名前消しなんかでモザイクを入れた場合も、サムネイルで身バレする恐れがあるので十分気をつけましょう。

画像編集ソフトによっては、サムネイル画像も更新されます。
Windows7以前の「ペイント」は更新されないようです。
有名なフリーソフト「JTrim」は、「名前を付けて保存」ー「設定」ー「Exifデータを保持する」のチェックを外せば更新されます。

私がサムネイルの確認で利用しているフリーソフトは「F6Exif」。
Exifの閲覧・編集・コピー・削除等の操作ができます。

Exif情報を削除する方法

写真に記録されたExif情報は、削除することができます。
Windowsだと、先ほどExif情報を見たプロパティの下のほう「プロパティや個人情報を削除」から、削除したい項目ごとに消すことができます。

が、GPS情報が記録されている写真のExifを消そうとすると、なぜだかエラーが出てしまって消すことができません。(使えない)
なので、位置情報を消したい方は素直にフリーソフトを使って消去してしまいましょう。

Exif削除のおすすめフリーソフトは「ExifEraser」。
画像をドラッグ&ドロップするだけで全ての情報が綺麗に消えるので、とても便利です。

Exif情報を削除すると、下記のように「N/A」(データなし)で表示されます。

Exifに対応しているファイル形式は、JPEG(JPG)・TIFFなど。
PNG形式は対象外なので、Exifデータは入りません。

まとめ

無知って怖い。てかネットってこえぇぇええ!!
今更ながらにネットで恐怖を覚えました。
これってよくある大手企業の「個人情報流出事件」よりたちが悪いんじゃないでしょうか。身近なだけに。

しかし最近のSNSは、公式側の仕様で自動的にExif情報を削除してくれるようなので、そうでもないんでしょうか・・・。

いやいやだけども、個人でホームページを作っている方なんかは、これを知ってないとかなりマズイですよね。
私も別のサイトを見返してみたら住所丸出しの写真とかありましたし。

Exif情報は、写真家の方や個人で楽しむ分にはとても便利なものですが、扱い方を一歩間違えれば本当に怖いと思います。
特にネットの世界は、一度情報が漏れてしまえばそれを消すことはほぼ不可能。
いちいち他人の画像を調べる輩なんてそうそういないとは思いますが、そんな変人に出会わないとも限りません。

最初は色々と面倒に感じるかもしれませんが、撮った写真を公開する人、パソコン画面のスクリーンショットにモザイクを施して公開している人は、個人情報を死守するための努力はおしまずやりましょう。

余談 そういえば、Exif情報には画像の「向き」なんかも記録されています。
PCから見たら正常なのにスマホから見たら90度回転してる!なんて時はほぼ「Exif」の仕業なので、サクッと削除してあげましょう。

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